苓桂朮甘湯の漢方生薬です。
2000年前の医学書、傷寒雑病論記載、脾虚の湿邪・水毒をなくすために創作された漢方処方です。 苓桂朮甘湯」は脾虚の寒飲に用い、疲れやすい・食欲がない・めまい感・立ちくらみなどの脾虚の症候に、悪心・嘔吐・上腹部膨満感・腹鳴・胃部の振水音あるいは、軽度の浮腫な 漢方医学では、めまいの第一の要因として“水毒”=水の停滞を疑い、水毒というのは、体の水分が停滞したり偏在することで、その循環が悪いことを意味します。苓桂朮甘湯や五苓散は 、水分循環を改善し水毒を取り去ることで、めまいや浮腫みを治します。
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効果・効能
めまいや立ちくらみ症状を中心に、動悸や息切れ、のぼせ、頭痛、神経症、尿量
減少などに利用。
ポイントは、胃に水分が停滞しチャポチャポしやすいことも使用目安です。
効能効果: 神経症、充血、耳鳴、不眠症、血圧異常、心臓衰弱、頭痛、頭重、のぼせ、めまい、立ちくらみ、動悸、精神不安などを伴い尿量減少の傾向があるものの次の諸症:神経性心悸亢進症、心臓弁膜症、血圧異常、起立性めまい、メニエル氏症候群など
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